資格を活かして効率よく稼ぐ!女性におすすめの高時給・専門スキル系副業ピックアップ

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2024年10月から厚生労働省の「教育訓練給付制度」が拡充され、専門的な資格取得の受講費用の給付率が最大80%に引き上げられました。

この制度改正をきっかけに、キャリアアップや安定した副業を目指して、新たに資格取得に挑戦する40代〜50代の女性が増加しています。

「将来に備えて手に職をつけたい」「スキルシェアなどで確実な副業を始めたい」と考えている方にとって、この拡充は大きな追い風です。

結論からお伝えすると、給付金を賢く活用して女性が副業に活かせるおすすめの資格は以下の6つです。

【最大80%還元(専門実践)】
・キャリアコンサルタント
・Webデザイン関連スキル

【最大50%還元(特定一般)】
・宅地建物取引士(宅建士)

【最大20%還元(一般)】
・ITパスポート
・ファイナンシャルプランナー(FP2級)
・日商簿記検定(2級)

この記事では、スキルシェアで“教える副業”をサポートしてきた筆者が、制度の仕組みから、それぞれの資格がスキルシェアの現場でどう収入に変わるのかまで、具体的なデータに基づき徹底解説します。

2024年秋の給付金拡充が引き金に!女性の資格取得が急増する背景

長引く物価高や実質賃金の低下を背景に、「本業以外の収入源を持ちたい」と考える女性は年々増加しています。

しかし、いざ副業を始めようとしても、「自分にはお金に変えられるような特別なスキルがない」と立ち止まってしまう方は少なくありません。

クラウドソーシングサイト等では、特別なスキルを必要としないデータ入力などの案件も多数募集されていますが、競争率が高く時給換算で最低賃金を下回るケースも珍しくありません。

こうした状況下で注目を集めているのが、国が個人のスキルアップ(リスキリング)を財政面で強力に支援する「教育訓練給付制度」の拡充です。

2024年10月1日より施行された雇用保険法の改正により、中長期的なキャリア形成を支援する「専門実践教育訓練」の給付率が、従来の最大70%から最大80%(※受講後の賃金上昇などの要件を満たした場合)へと引き上げられました。

また、「特定一般教育訓練」の給付率も最大40%から最大50%へと拡充されています。

厚生労働省が公表した雇用保険法改正の趣旨にもあるように、この拡充は「成長分野への労働移動」と「個人の主体的なリスキリング」を強力に後押しするものです。

これにより、数十万円かかる専門スクールや難関国家資格の講座を受講する際の自己負担額が劇的に下がり、学び直しのハードルが一気に下がりました。

単なる「お小遣い稼ぎ」から、スキルを客観的に証明し「高時給で効率よく稼ぐ副業」へとシフトするために、資格という武器を手に入れる女性が増えているのが現在の大きなトレンドです。


女性の副業と相性が良い「教育訓練給付金」の仕組みとは?

「資格を取りたいけれど、本当にお金が戻ってくるの?」と不安に思う方のために、ここで教育訓練給付制度の仕組みと、還元率の違いを正確に整理しておきましょう。

教育訓練給付制度は、働く人の主体的な能力開発を支援するため、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講・修了した際に、受講費用の一部が雇用保険から支給される制度です。

対象となるのは、雇用保険の被保険者期間が一定以上(初めて利用する場合は原則1年以上)ある在職者、または離職後1年以内の方です。

制度は大きく分けて以下の3つの種類があり、すべての資格で「80%」が戻ってくるわけではない点に注意が必要です。

1. 一般教育訓練(最大20%還元)
TOEICや簿記、ITパスポートなど、幅広い資格の通信講座や通学講座が対象です。受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。初めての学び直しに最も利用しやすい制度です。

2. 特定一般教育訓練(最大50%還元)
税理士や社会保険労務士の一部講座、宅建士など、速やかな再就職や早期のキャリア形成に役立つ講座が対象です。受講費用の40%(上限20万円)が支給され、さらに資格取得などの条件を満たすと最大50%(上限25万円)に引き上げられます。

3. 専門実践教育訓練(最大80%還元)
看護師や保育士、キャリアコンサルタント、高度なITスキル習得講座など、中長期的なキャリア形成に資する専門的な講座が対象です。受講費用の50%(年間上限40万円)が支給され、資格取得後に就職・在職している場合はさらに20%が追加されます。
そして2024年10月の拡充により、受講修了後に賃金が5%以上上昇した場合には、さらに10%が追加され、合計で最大80%(年間上限64万円)が支給されることになりました。

自分が目指す資格の講座が、「どの種類の給付金の対象か」を事前にハローワークやスクールの公式サイト等で確認することが、失敗しない第一歩となります。


給付金別・還元率比較!女性におすすめの副業向け資格6選

カフェのテーブルでノートを広げ、本の目次構成やアイデアをペンで書き出している様子

ここからは、実際に社会的な需要があり、女性が副業として収入を得やすいおすすめの資格を6つご紹介します。

まずは、各資格の対象となる給付金の種類、最大還元率、そしてスキルシェアや副業での想定時給・単価を一覧表で比較してみましょう。

資格・スキル名 対象給付金の種類 最大還元率 副業での想定時給・単価
キャリアコンサルタント 専門実践 最大80% 時給1,500円〜3,000円
Webデザイン 専門実践など 最大80% 1件数千円〜数万円
宅地建物取引士(宅建) 特定一般など 最大50% 時給1,500円〜2,000円
ITパスポート 一般 最大20% 時給1,200円〜1,500円
FP(2級以上) 一般など 最大20% 1相談5,000円〜1万円
日商簿記検定(2級) 一般 最大20% 時給1,200円〜1,500円

※対象となる給付金は、受講する指定講座によって異なる場合があります。必ず事前に指定状況を確認してください。

それぞれの資格について、スキルシェアなどのプラットフォームで「どのようにして収入に変えていくのか」という実践的な視点を交えて解説します。

1. キャリアコンサルタント(専門実践:最大80%還元)

キャリアコンサルタントは、就職や転職、あるいは現在の職場でのキャリア形成について悩む人に対し、専門的な視点から相談に乗り、アドバイスを行う国家資格です。

この資格を取得するための養成講座の多くは「専門実践教育訓練」の対象となっており、要件を満たせば受講料の最大80%が給付される、非常に恩恵の大きい資格です。

終身雇用制度が崩れ、働き方が多様化する現代において、個人のキャリア相談ニーズは急増しています。

【スキルシェアでの活かし方】
副業としては、スキルシェアのプラットフォーム(ココナラなど)に出品し、「40代女性のための転職相談」「産後復帰のキャリアカウンセリング」といった個人の悩みに寄り添うサービスを展開するのがおすすめです。

資格があることでプロフィールに「国家資格保有」と明記でき、相談者からの信頼度が格段に上がります。オンラインビデオ通話を使った相談業務で、時給換算で1,500円〜3,000円程度を確保しやすく、女性特有のライフイベント(出産、育児、介護など)と仕事の両立に悩んだあなた自身の経験が最大の強みになります。

2. Webデザイン・ウェブデザイン技能検定(専門実践等:最大80%還元)

パソコンとデザインソフトがあればどこでも仕事ができるWebデザインスキルは、家事や育児と両立しながら在宅で副業をしたい女性に根強い人気があります。

民間のWebデザインスクールは受講料が数十万円にのぼることも珍しくありませんが、高度なITスキル習得として「専門実践教育訓練」の対象となっているスクールを選べば、最大80%の給付を受けて負担を大幅に減らすことができます。国家資格である「ウェブデザイン技能検定」の対策講座が対象になっていることもあります。

【スキルシェアでの活かし方】
スキルシェアサイトでは、バナー制作(1件数千円)やSNSのヘッダー画像作成といった小さな案件から実績を積むのが王道です。

また、「教える副業」の伴走者としての視点から言えば、デザインスキルそのものを売るだけでなく、「起業初期の女性向け・CanvaやPhotoshopの使い方レッスン」として、オンラインで1対1で教えるサービスも非常に人気があります。デザイン作成を請け負うよりも、ツール操作を教える方が時給が安定しやすい傾向にあります。

3. 宅地建物取引士(宅建士)(特定一般:最大50%還元)

宅建士は、不動産の売買や賃貸の契約時に、お客様に対して重要事項の説明(重説)を行うための国家資格です。

不動産会社は、1つの事務所につき従業員5人に1人以上の割合で専任の宅建士を設置することが法律で義務付けられており、需要が極めて安定しています。宅建士の通信・通学講座の多くは「特定一般教育訓練」の対象となっており、最大50%の還元が狙えます。

【スキルシェアでの活かし方】
近年は、オンラインで重要事項説明を行う「IT重説」が普及したことで、週末だけ、あるいは平日の夜だけ在宅で重説業務を請け負う副業の求人が増えています。

時給換算で1,500円〜2,000円程度で募集されることが多く、生活者の視点を持った女性の丁寧な説明は、顧客に安心感を与えると高く評価される傾向にあります。業務委託契約を結び、自宅から一歩も出ずに安定した収入を得る仕組みが構築しやすいのが特徴です。

4. ITパスポート(一般:最大20%還元)

ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を証明する国家資格であり、IPA(情報処理推進機構)の発表によると、近年の応募者数は右肩上がりで増加し、特に非IT企業に勤める女性の受験者が急増しています。

多くの通信講座が「一般教育訓練(最大20%還元)」に指定されており、受講料も比較的安価なため、学び直しの第一歩として最適です。

【スキルシェアでの活かし方】
ITパスポートの知識単体で大きな案件を受注するのは難しいですが、オンライン事務アシスタントや、クラウドソーシングでのWebライティングにおいて「ITリテラシーがあることの証明」として強力に機能します。

また、スキルシェアのプラットフォームで「IT初心者のためのパソコン基礎講座」や「安全なパスワード管理・セキュリティ対策レッスン」などを出品する際、国家資格保有という肩書きが、シニア層やITに不慣れな顧客からの安心感につながります。

5. ファイナンシャルプランナー(FP2級)(一般:最大20%還元)

FPは、税金、保険、年金、不動産など「お金」に関する幅広い知識を持ち、相談者のライフプランに合わせた資金計画を提案する専門家です。

FP2級やAFP資格の対策講座の多くは「一般教育訓練」の対象で、最大20%の還元を受けられます。自分自身の家計管理や老後資金の不安解消にも直結するため、勉強した知識が生活で即役立つメリットがあります。

【スキルシェアでの活かし方】
独立系FPとして、特定の金融商品を売らずに有料で個人の家計相談やライフプランニングをオンラインで請け負う働き方が注目されています。

スキルシェアサイトで「おひとりさま女性のための老後資金相談」や「教育費に悩むママのための家計簿見直し」といったターゲットを絞ったサービスを出品することで、1回の相談で5,000円〜1万円の報酬を得ることが可能です。また、金融系メディアでのWebライティング案件(文字単価2円〜5円以上など)を獲得する際にもFP資格は必須級の武器になります。

6. 日商簿記検定(2級以上)(一般:最大20%還元)

企業の経済活動を記録し、財務状況を把握するためのルールが簿記です。日商簿記検定は知名度が高く、特に2級以上を取得していれば、企業の経理担当として即戦力レベルの知識があると評価されます。

通信講座の多くが「一般教育訓練(最大20%還元)」に指定されています。

【スキルシェアでの活かし方】
最近では、インボイス制度や電子帳簿保存法の導入により、個人事業主や小規模企業の経理業務が煩雑化しており、外部へ業務を委託する動きが加速しています。

クラウドソーシングサイトでは、クラウド会計ソフトを使った記帳代行や、請求書作成のオンラインアシスタントといった在宅副業の案件が豊富に見つかります。複数のクライアントと継続的に契約を結ぶことで、毎月数万円の安定した副収入を構築しやすい堅実な資格です。


失敗しないための資格選び:データと将来性から見極める3つの基準

せっかく時間とお金を投資して資格を取得しても、「実際の求人がない」「単価が安すぎる」という事態に陥っては本末転倒です。

副業を成功させるために、以下の3つの基準で資格を選びましょう。

1. 有効求人倍率や実際の求人情報を確認する
「人気がある」「響きが良い」というイメージだけで選ぶのは危険です。
厚生労働省が発表している職業別の有効求人倍率を確認したり、実際にクラウドソーシングサイトやスキルシェアサイトでその資格名で検索し、どれくらいの募集・出品があるか、報酬の相場はいくらかを自分の目で確かめましょう。

2. 自分のライフスタイル・働き方に合っているか
「将来は完全に在宅で稼ぎたい」のであればWeb系やIT系、オンライン相談が可能なFPやキャリアコンサルタントが向いています。
一方で、「家から出て、人と直接関わりながら副業をしたい」のであれば、不動産会社での週末アルバイトや、地域の窓口業務などが考えられます。資格を取得した後の「働き方の現実」が、自分の理想の生活リズムと一致しているかを見極めることが重要です。

3. AI(人工知能)に代替されにくい要素があるか
生成AIの進化により、単なる知識の検索や定型的な書類作成は、自動化されていく可能性が高いです。
そのため、これからの時代の資格選びでは、「AIにはできない対人コミュニケーション(共感・ヒアリング・調整)」を伴う資格や、「最新のツールを使いこなして人間にしかできない判断を下す」スキルが求められます。


考察:資格は「過去の経験」と掛け合わせることで真の価値を生む

これまで、スキルシェアのプラットフォームを通じて「自分の得意なことを人に教えてみたい」と考える多くの方々の伴走をしてきました。

その中で筆者が痛感するのは、40代〜50代の女性の多くが、「自分のこれまでの経験やスキルを過小評価しすぎている」という事実です。

「ずっと事務をしてきただけだから」「子育てに追われて特別なことは何もしていない」と、ご自身の価値に無意識に蓋をしてしまっている方を何人も見てきました。

しかし、毎月の限られた生活費をやりくりしてきた緻密な家計管理の経験や、子どものトラブルに冷静に対処してきたコミュニケーション能力、職場で異なる部署の間を円滑に取り持ってきた調整力は、他の誰かが喉から手が出るほど「教えてほしい」と思っている貴重なスキルなのです。

今回のテーマである「資格」を取得することは、単に試験に合格して知識を頭に詰め込むだけの作業ではありません。

「私にもやり遂げられた」「国が定めた基準をクリアした」という事実を手に入れ、自分自身の背中を押すための強力な「自信の種」を植えるプロセスです。

教育訓練給付金の拡充という追い風が吹く今、国も社会も、大人の学び直し(リスキリング)を本気で後押ししています。

しかし、筆者としては、資格を取得してそれで終わりではないと考えています。

これからのAI時代において真の価値を生み出すのは、「資格という専門性」に「あなたの個人的な人生経験」を掛け合わせたときです。

例えば、「ただのFP」が語る教科書通りの節約術よりも、「教育費の工面に悩み、試行錯誤して乗り越えた経験を持つ母としてのFP」が語るリアルな資金計画のほうが、同じ悩みを持つ顧客の心に深く刺さります。

「ただのキャリアコンサルタント」よりも、「産後の職場復帰で壁にぶつかり、悔しい思いをした経験を持つ相談員」のほうが、相談者の痛みに心から寄り添うことができます。

あなたの苦労、失敗、そしてそれを乗り越えてきた経験というパーソナルな要素は、AIには決して真似できない、血の通った温かいサービスを生み出す源泉です。

資格は、そのあなたの経験に説得力を持たせ、クライアントからの信頼を最速で獲得するための「強力なパスポート」に過ぎません。

焦る必要はありません。まずは制度の対象講座を調べてみたり、自分が少しでも「面白そう」と思える分野のテキストを本屋でめくってみたりする、その小さな一歩からで十分です。

その一歩が、数年後のあなたの働き方と収入を、より自由で豊かなものに変えてくれると私は確信しています。


まとめ

2024年10月の教育訓練給付制度の拡充により、受講費用が最大80%(※専門実践の場合)戻るようになった今、女性にとって資格取得を通じた副業スタートは非常に有利な状況にあります。

  • 給付金の種類を確認する:最大80%の「専門実践」、最大50%の「特定一般」、最大20%の「一般」があり、資格によって対象が異なるため事前の確認が必須です。
  • スキルシェアでの活用:キャリアコンサルタントやFPなどの資格は、個人の悩みに寄り添うオンライン相談サービスとしてスキルシェアで直接収入に結びつきやすい傾向があります。
  • データに基づく選択:資格選びはイメージに流されず、時給相場や求人状況などの客観的なデータに基づいて行うことが大切です。
  • 経験との掛け合わせ:資格という客観的な証明に、あなた自身の人生経験を掛け合わせることで、AIには代替できない独自の価値が生まれます。

資格はあなたの専門性を証明するパスポートです。制度を賢く利用して、新しい働き方への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


よくある質問

教育訓練給付金を利用するにはどうすればいいですか?

まずは、ご自身が給付金の受給資格(雇用保険の加入期間など)を満たしているか、最寄りのハローワークで確認してください。特に「専門実践教育訓練」や「特定一般教育訓練」を受講する場合は、受講開始日の1ヶ月前までにハローワークでのキャリアコンサルティングを受け、事前の申請手続きを行う必要があります。

副業の収入が一定額を超えると確定申告が必要ですか?

はい、必要です。会社員などの給与所得者が副業を行う場合、副業による「所得(収入から必要経費を差し引いた金額)」が年間20万円を超えると、原則として自身で確定申告を行う義務が発生します。資格取得にかかった費用の一部(テキスト代など)は経費として計上できる場合があるため、領収書は必ず保管しておきましょう。

40代・50代から未経験の資格を取っても仕事は見つかりますか?

年齢を理由に諦める必要はありません。クラウドソーシングやスキルシェア等のオンライン業務では、年齢よりも「納期を守る」「丁寧なコミュニケーションができる」といった社会人としての基本スキルが非常に重視されます。これまでの人生経験で培った対人スキルに、資格という専門性をプラスすることで、十分に仕事を獲得していくことは可能です。


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